キャプテンの内川も期待。ホークス・上林、1軍定着への課題
ホークスの厳しい外野手争いに、3年目の若鷹が加わる。昨年2軍で首位打者に輝き、1軍でも鮮烈なデビューを果たした上林誠知だ。
2016/01/14
多くの課題が見つかった収穫ある1年
2016年シーズン、三連覇を狙う常勝チームの中で新たなレギュラー争いが繰り広げられる。
外野手のレギュラーを狙うのが、3年目・上林誠知。20歳の若鷹はストイックに汗を流し、春を待つ。
「冷静に燃えるタイプ」。自身をこう表現する。
確かに20歳にしては落ち着いた振る舞いで、独特の空気感を持っている。
このオフも内川聖一とともに自主トレを行っている。
その内川から、昨年ウエスタン・リーグでタイトルを獲得し報告した際に「これからは打って当たり前だと思われる。自覚を持った行動をしないと駄目だ」と祝辞を受け取った。意識の持ち方が成長を促すことに気付かされた。
昨シーズン、1軍出場は15試合。成績を分析するには少なすぎるが、「経験したことにより、より多くの課題が見つかった」収穫ある1年となった。
その課題を克服し、1軍定着を目指す。
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