高卒スラッガーは大成する?プロ野球、高校通算本塁打ランキング第7位 今オフまさかの退団に
2022/10/23
産経新聞社
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2022年プロ野球ドラフト会議が10月20日に開催され、高校通算68本塁打の浅野翔吾(高松商)は、ドラフト1位で2球団が競合。読売ジャイアンツが交渉権を獲得した。また、2023年ドラフト候補の佐々木麟太郎(花巻東)は、すでに90発に到達。最注目の高校生スラッガーとなっている。ここでは、現役プロ野球選手の高校通算ホームランランキングを紹介する。
7位:平田良介(70本)
・出身地:大阪府
・投打:右投右打
・身長/体重:177㎝/92㎏
・生年月日:1988年3月23日
・経歴:大阪桐蔭高
・ドラフト:2005年高校生ドラフト1巡目
高校通算70本塁打を記録した平田良介。甲子園でも通算5本のアーチを描いた。
大阪桐蔭では、1年夏から外野のレギュラーに定着。同年秋からは4番に座った。2年春に初めて甲子園の土を踏むと、初戦で本塁打を記録。集大成の3年夏に聖地へ返り咲くと、1試合3発の快挙を含む1大会4本塁打を放った。
その後、2005年高校生ドラフト1巡目で中日ドラゴンズに入団した。プロでは中距離打者の位置付けだが、2011年から6年連続2桁本塁打、2018年には打率.329をマーク。国際大会でも日の丸を背負うなど、球界屈指の右の外野手となった。しかし、近年は異型狭心症を患うなど病気にも苦しみ、出場機会が激減。2022年限りでの退団が発表され、去就が注目されている。