高卒スラッガーは大成する?プロ野球、高校通算本塁打ランキング第6位 プロ入り後は”変貌”
2022/10/23
産経新聞社
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2022年プロ野球ドラフト会議が10月20日に開催され、高校通算68本塁打の浅野翔吾(高松商)は、ドラフト1位で2球団が競合。読売ジャイアンツが交渉権を獲得した。また、2023年ドラフト候補の佐々木麟太郎(花巻東)は、すでに90発に到達。最注目の高校生スラッガーとなっている。ここでは、現役プロ野球選手の高校通算ホームランランキングを紹介する。
6位:高橋周平(71本)
・出身地:神奈川県
・投打:右投左打
・身長/体重:180㎝/90㎏
・生年月日:1994年1月18日
・経歴:東海大甲府高
・ドラフト:2011年ドラフト1位
卓越したバットコントロールで、プロではアベレージヒッターとして活躍する高橋周平。東海大甲府高時代は、通算71本塁打を誇る左のスラッガーだった。
東海大甲府高では、1年夏から4番に抜擢。普段の練習から異次元のパワーを見せつけ、同校グラウンドの右翼ネット後方に特設ネットが作られるほどだった。3年間で甲子園出場を果たすことはできなかったが、2011年AAAアジア野球選手権大会の高校日本代表に選出。木製バットも苦にせず、「3番・遊撃」として打率.500(20打数10安打)、1本塁打、13打点の成績でチームを優勝に導き、大会MVPに輝いた。
2011年のドラフト会議では、3球団がドラフト1位指名。抽選の結果、中日ドラゴンズへ入団した。プロ入り後はミートを主眼とする打撃スタイルにモデルチェンジ。本塁打数のキャリアハイは11本だが、2019年には三塁手部門のベストナインを受賞。さらに、翌2020年には打率.305の高打率を残した。