高卒スラッガーは大成する?プロ野球、高校通算本塁打ランキング第4位 現役最高の“アーチスト”
2022/10/24
産経新聞社
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2022年プロ野球ドラフト会議が10月20日に開催され、高校通算68本塁打の浅野翔吾(高松商)は、ドラフト1位で2球団が競合。読売ジャイアンツが交渉権を獲得した。また、2023年ドラフト候補の佐々木麟太郎(花巻東)は、すでに90発に到達。最注目の高校生スラッガーとなっている。ここでは、現役プロ野球選手の高校通算ホームランランキングを紹介する。
4位:中村剛也(83本)
・出身地:大阪府
・投打:右投右打
・身長/体重:175㎝/102㎏
・生年月日:1983年8月15日
・経歴:大阪桐蔭高
・ドラフト:2001年ドラフト2巡目
「おかわり君」の愛称で親しまれる“ホームランアーチスト”中村剛也。高校でも通算83本の放物線を描いた。
中村は、大阪桐蔭高入学時は捕手だったが、打力を活かすため内野手へ転向。2年春から4番打者を任され、打線を牽引した。3年夏の大阪府大会は決勝戦で敗れたが、同大会で6本塁打を放つなど持ち前の長打力を遺憾なく発揮。甲子園未出場ながら、長距離砲としてプロ注目の存在となった。
2001年のドラフト会議で、西武ライオンズからドラフト2巡目指名を受け入団。高4年目となる2005年に80試合出場ながら22本塁打を放ち大ブレークを果たすと、2008年には初の本塁打王(46本)に輝いた。その後も本塁打を量産し、2022年時点で本塁打王6回、NPB現役最多の454本と輝かしい実績を残している。