高卒スラッガーは大成する?プロ野球、高校通算本塁打ランキング第3位 復活遂げた“怪物”
2022/10/24
産経新聞社
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2022年プロ野球ドラフト会議が10月20日に開催され、高校通算68本塁打の浅野翔吾(高松商)は、ドラフト1位で2球団が競合。読売ジャイアンツが交渉権を獲得した。また、2023年ドラフト候補の佐々木麟太郎(花巻東)は、すでに90発に到達。最注目の高校生スラッガーとなっている。ここでは、現役プロ野球選手の高校通算ホームランランキングを紹介する。
3位:中田翔(87本)
・出身地:広島県
・投打:右投右打
・身長/体重:184㎝/107㎏
・生年月日:1989年4月22日
・経歴:大阪桐蔭高
・ドラフト:2007年高校生ドラフト1巡目
高校生離れしたパワーで、“怪物”の異名を取った中田翔。高校通算87本塁打は、現役3位の数字となった。
大阪桐蔭高では、1年夏から甲子園デビュー。2年夏の大阪府大会で、大会新記録となる4試合連続本塁打を放った。同年夏の甲子園では推定140m、秋の近畿大会では推定170mといわれる特大本塁打を放ち、”怪物”と呼ばれた。甲子園でも通算4ホーマーと実力を発揮。プロスカウトからも熱い視線が注がれた。
2007年ドラフト会議では、高校生ドラフト1巡目で4球団が競合。北海道日本ハムファイターズが交渉権を獲得した。プロ入り後は、高卒4年目の2011年から主に4番として起用され続け、10年連続2桁本塁打、打点王のタイトルを3度受賞。持ち前の長打力と勝負強さを発揮した。2021年シーズン途中には、読売ジャイアンツへトレード移籍。同年は低迷したが、2022年は打率.269、24本塁打と復活を印象付けた。