阪神・福原忍、最年長記録更新をかけて3年連続最多ホールド王へ
2014、2015年と最優秀中継ぎ投手(最多ホールド)のタイトルを取った福原忍は、昨年の12月28日に39歳になった。すでに最高齢ホールド王の福原だが、今季さらなる更新記録がかかっている。
2016/01/17
39歳以上でホールドを記録したのは1人
次に35歳以上の最多ホールド数記録を確認したい。
※はタイトル獲得
35歳 44※ 五十嵐亮太 (ソフトバンク 2014年)
36歳 31 五十嵐亮太 (ソフトバンク 2015年)昨年10月1日時点の年齢
37歳 38※ 福原 忍 (阪神 2014年)
38歳 33※ 福原 忍 (阪神 2015年)昨年10月1日時点の年齢
39歳 20 Rウィリアムス(西武 2014年)
39歳以上でホールドを記録したのは2014年のランディ・ウィリアムスだけだ。
ホールドは、NPBでは2010年に導入された最も歴史の浅い記録だ。
これまではホールドを多く稼ぐ投手(セットアッパー)は若手が多く、35歳以上になってホールドを稼ぐ選手は稀だった。
最近になって、五十嵐亮太、福原忍という二人のベテランがホールドの最年長記録を次々と打ち立てているのだ。
今季、福原は39歳での最多ホールド記録、自身の持つ最多ホールドタイトルの最高齢獲得記録の更新にチャレンジする。
呉昇桓の移籍や藤川球児の復帰によって、阪神の救援投手陣は様変わりするだろうが、今年も福原には貴重なセットアッパーとしての働きが求められる。
阪神のクライマックスシリーズ進出には、やはり福原の活躍が不可欠だ。