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東京ヤクルト・小川泰弘(171cm)「この身長だからより一層頑張らないといけない」|小さなプロ野球選手の履歴書

2023/02/09

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産経新聞社



工夫次第でいくらでも力をつけることはできる

 振り返ってみても、身長に関しては野球をやるうえでそれほどハンデだと思ったことはありません。「大きい選手には負けたくない!」という気持ちはずっと持ち続けていましたし、この身長だからより一層頑張らないといけないと思って取り組むことができたので、結果としてこの身長で良かったなと思います。
 

 
 なかなか身長が伸びなかったり、身長が低くて悩んでいたりする野球少年もいるかもしれませんけど、野球は身長でやるものではありません。工夫次第でいくらでも力をつけることはできますし、道は必ず開けてくると思います。だから体が小さいからといって悲観することなく、色々と考えながら取り組んでもらいたいですね。
 
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小川泰弘(おがわ・やすひろ)
1990年5月16日生まれ。愛知県渥美郡赤羽根町(現:田原市)出身。右投右打。
赤羽根町立赤羽中学校(現:田原市立赤羽中学校)時代は軟式野球部に所属しエースとして活躍。愛知県立成章高校では3年春に21世紀枠として選抜高校野球に出場。駒大岩見沢を破り1勝をあげた。創価大進学後は1年秋から主戦投手となり、リーグ戦通算36勝をマークし、5度のシーズンMVPを受賞。2012年のドラフト2位でヤクルトに入団すると、1年目から16勝をあげて最多勝、最高勝率、新人王に輝いた。その後もチームの先発の柱として活躍。プロ通算229試合登板92勝73敗、防御率3.59(2022年シーズン終了時点)。

書籍情報


『小さなプロ野球選手の履歴書』
発売日:2023年2月9日(木)
定価:1870円(本体1700円+税)
 
プロ野球選手になるために一番必要なものは、『身長』ではない
指導者と本人の証言から紐解く『成功の秘訣』
 
【収録選手】
宮城大弥(オリックス)172cm
美馬学(ロッテ)169cm
森友哉(オリックス)170cm
平良海馬(西武)173cm
宮﨑敏郎(DeNA)172cm
小川泰弘(ヤクルト)171cm
石川雅規(ヤクルト)167cm
浅野翔吾(高松商:巨人2022年ドラフト1位)171cm
 
<専門家の視点>
発育とパフォーマンスとの関係性
勝亦陽一(東京農業大学准教授)

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