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東京ヤクルト・石川雅規(167cm)「壁の越え方は一つじゃない」|小さなプロ野球選手の履歴書

2023/02/09

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産経新聞社



他の選手と比べるな

 体が小さいことにコンプレックスを持っている小学生や中学生もいると思いますけど、体が小さいから野球をしてはいけないというルールはないですし、いくらでも乗り越える方法はあります。
 
 自分は中学までは全く結果を残していませんし、甲子園に出た時も注目される選手ではありませんでした。それでも「凄い選手たちの中でやりたい!」という気持ちを持ち続けてきたからプロ野球選手にもなれたのだと思います。
 

 
 だから今は身長が低くてなかなか活躍できていない小中学生の選手も、他の選手と比べるのではなく、ゴーイングマイウェイで頑張ってもらいたいですね。きっと道は開けると思います。
 
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石川雅規(いしかわ・まさのり)
1980年1月12日生まれ。秋田県秋田市出身。左投左打。
秋田商では3年夏に甲子園に出場し、初戦では浜田高校の和田毅(現:ソフトバンク)と投げ合い勝利をおさめている。青山学院大進学後は2年からエースとして活躍。3年時にはシドニー五輪の日本代表にも選ばれた。2001年のドラフト会議で自由獲得枠でヤクルトに入団すると、1年目から12勝をあげて新人王を獲得。その後も5年連続で二桁勝利をマークするなどチームでも不動の地位を築いた。NPBのみの数字では現役最多勝利を誇る。プロ通算520試合登板183勝180敗、防御率3.88(2022年シーズン終了時点)。

書籍情報


『小さなプロ野球選手の履歴書』
発売日:2023年2月9日(木)
定価:1870円(本体1700円+税)
 
プロ野球選手になるために一番必要なものは、『身長』ではない
指導者と本人の証言から紐解く『成功の秘訣』
 
【収録選手】
宮城大弥(オリックス)172cm
美馬学(ロッテ)169cm
森友哉(オリックス)170cm
平良海馬(西武)173cm
宮﨑敏郎(DeNA)172cm
小川泰弘(ヤクルト)171cm
石川雅規(ヤクルト)167cm
浅野翔吾(高松商:巨人2022年ドラフト1位)171cm
 
<専門家の視点>
発育とパフォーマンスとの関係性
勝亦陽一(東京農業大学准教授)

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