移籍か、それとも残留か…今季国内FA権を取得した投手5人。争奪戦必至の注目選手たち
2022/10/25
産経新聞社
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プロ野球の世界では環境を変えることで更なる高みを目指す選手がいる。その代表例がフリーエージェント(FA)移籍だ。今オフは。一線級の選手たちが数多く権利を取得。その動向が注視されている。ここでは、今季FA権を取得した注目の投手5人を紹介する。
西勇輝(阪神タイガース)
・出身地:三重県
・投打:右投右打
・身長/体重:181㎝/82㎏
・生年月日:1990年11月10日
・経歴:菰野高―オリックス
・ドラフト:2008年ドラフト3位
西勇輝は、新たに海外FA権を取得し、2度目のFA宣言に注目が集まっている。
2008年ドラフト会議でオリックス・バファローズから3位指名を受けプロ入りした西。高卒3年目に自身初の10勝をマークすると、2014年からは3年連続で2桁勝利を記録した。2018年オフに国内FA権を行使すると、阪神タイガースと4年契約を締結し、FA移籍を果たした。
移籍1年目は26試合に登板し、10勝8敗、防御率2.92をマークし、ゴールデングラブ賞を受賞。翌20年には11勝を挙げ、自身最多となる貯金6つを稼いだ。契約最終年となった今季は、23試合登板で9勝9敗、リーグ2位の防御率2.18をマーク。特にQS率は78.3%を残しており、抜群の安定感を見せた。
プロ通算14年で規定投球回を9度クリア、2桁勝利7度と先発として申し分ない実績を残す右腕は、どのような決断を下すのだろうか。