大型補強がチームを変える…巨人、史上最高のFA獲得選手5人。移籍後も成功した歴代選手たち
2023/11/14
産経新聞社
丸佳浩
・出身地:千葉県
・投打:右投左打
・身長/体重:177㎝/94㎏
・生年月日:1989年4月11日
・ドラフト:2007年高校生ドラフト3巡目
丸佳浩は巨人移籍後も高いパフォーマンスを発揮。2023年は5年契約最終年となっていた。
千葉経大付高から広島東洋カープへ入団した丸は俊足強打の外野手として頭角を現し、高卒4年目にレギュラー定着。2016年には初の20本塁打をクリアし、25年ぶりのリーグ優勝に貢献。翌2017年から2年続けて最優秀選手(MVP)を受賞するなどリーグ3連覇の原動力となった。
2018年オフに国内FA権の行使を宣言。地元球団である千葉ロッテマリーンズも獲得に名乗りを挙げる中、巨人と大型契約を締結。原辰徳監督が現役時代に着用した背番号「8」を受け継ぐなど大きな期待を背負った。
移籍1年目は全試合に出場し、打率.292、27本塁打、89打点と期待に応える活躍をみせ、5年ぶりのリーグ優勝に大きく貢献した。今シーズンも全試合に出場し、打率.272、27本塁打、65打点を記録。移籍後は毎シーズン、20本塁打以上をマークするなど高いパフォーマンスをみせていた。
しかし、契約最終年の2023年は規定打席に届かず。打率.244、18本塁打の成績となり、他球団移籍の可能性も浮上している。
【了】