MLB入り熱望も…メジャー移籍が叶わなかった歴代野手5人。夢への挑戦を断念した選手たち
2024/04/01
産経新聞社
西川遥輝
出身:和歌山県
投打:右投左打
身長/体重:181cm/79kg
生年月日:1992年4月16日
ドラフト:2010年ドラフト2位
2024年から東京ヤクルトスワローズに所属している西川遥輝は、北海道日本ハムファイターズ時代にメジャー移籍を目指していた。
智弁和歌山高校からドラフト2位で入団し、プロ4年目の2014年から出場機会を大幅に増やした西川。同年は持ち前の俊足を活かして43盗塁を決め、自身初の盗塁王に輝いた。同年から5年連続30盗塁以上を成功させるほか、2016年は自身初の打率3割超(.314)を記録し、ファイターズのリーグ優勝・日本一に大きく貢献した。
その後もチームを牽引し続けた西川は、2020年にポスティングシステムを利用してメジャー移籍を表明。複数のメジャー球団が西川に関心を持っているという報道もあったが、契約がまとまらずメジャー挑戦は幻となった。MLB入りを強く希望していた西川にとって、ショックな出来事となったことは想像に難くない。
メジャー移籍の夢が破れたことも影響したのか、翌2021年は打率.233と低迷。オフには「ノンテンダー」で東北楽天ゴールデンイーグルスに移籍した。
しかし、移籍1年目も最終的に打率.218、19盗塁に終わると、その後も浮上の糸口を掴めず。2023年オフに戦力外通告を受け、2024年からはヤクルトで復活を目指すこととなった。