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ドミニカを代表する守護神が阪神へ――マテオ「プレッシャーはない」。現地関係者も太鼓判

ドミニカ屈指のクローザーが日本へやってくる。7日、阪神タイガースからマテオと選手契約で合意したと発表された。

2016/01/18

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高橋康光



関係者も、マテオの活躍を太鼓判

 ドミニカウインターリーグが誇るNo.1クローザ―のNPB挑戦について、多くの関係者がその成功を確信している。

 アメリカ、メキシコ、ドミニカ、韓国と豊富な海外でのプレー経験を持ち、ウインターリーグのホームラン記録保持者でもあるエストレージャスのメンディ・ロペスコーチは「マテオは一見コワモテだけど(笑)、非常に真面目なタイプです。実力面はもちろんですが、海外でプレーするにあたり大事なのは、その環境に適応できるかどうかです。彼はきちんと自制できるし、人間性という部分でも全く問題ないですよ」と話してくれた。

 長年エストレージャスを追い続けている地元記者のホセ・サンチェス氏も「MLBでという選択肢もあったけど、敗戦処理とか勝敗に関係ない場面での登板が多く、彼は満足していなかったようだし、年齢、条件面を考えても日本行きは正しい選択だと思う。マテオはドミニカ人投手にありがちな、球は速いが制球力に難がある、というタイプではない。彼は96~97マイル(154~156km/h)のストレートをきちんとコントロールする力がある。落ちるボールも持っているし、日本で活躍できる可能性は高いと思う」と語る。

 現在チームメイトとしてプレーしている、ウィルフィン・オビスポ(元巨人など)も「ヤツなら問題なくやれる。なぜかって?いいピッチャーだからさ」とコメントしてくれた。

 2シーズンで80セーブをマークし、2年連続セーブ王を獲得した呉昇桓の穴を埋めるという大役を担うことになるマテオ。

 復活を期す同郷のマウロ・ゴメスとのドミニカ共和国コンビが新生金本タイガースの命運を大きく左右する存在になりそうだ。

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