引退後も大活躍…東京大学出身の歴代プロ野球選手6人。東大からプロ入りした文武両道の選手たち
2022/10/28
産経新聞社
遠藤良平
投打:左投左打
生年月日:1976年6月28日
経歴:筑波大付高 – 東京大
ドラフト:1999年ドラフト7位
通算成績:1試合(0.0回)、被安打1
遠藤は神宮での登板を夢見て東大野球部に入部。在学中は早大相手に無四球完投勝利を挙げ、対明大の連敗記録を92で止める投球を見せるなど、東大の投手としては歴代5位タイ、東大左腕では最多となるリーグ通算8勝を挙げる活躍を見せた。当時六大学野球の看板選手であった高橋由伸(元・巨人)とは9打席対戦し、2安打に抑えるなど実力も見せた。
ドラフトで日本ハムから8位指名され、2000年に入団。2001年10月1日の西武戦でプロ初登板を記録。結果、2年間のプロ生活で1軍公式戦出場はこの1試合にとどまった。
引退後は株式会社日本ハムファイターズに入社するとアリゾナ・ダイヤモンドバックスへの派遣留学を経験。帰国後はチーム編成・チーム強化部門に携わる。北海道移転後から育成重視の方針を掲げ、チーム2度の日本一・5度のリーグ優勝に大きく貢献した。2015年からは球団のゼネラルマネージャー補佐を務めている。