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引退後も大活躍…東京大学出身の歴代プロ野球選手6人。東大からプロ入りした文武両道の選手たち

2022/10/28

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産経新聞社



松家卓弘


 
投打:右投右打
生年月日:1982年7月29日
経歴:高松高 – 東京大
ドラフト:2004年ドラフト9巡目
通算成績:14試合(22回)、0勝1敗、15奪三振、防御率4.50
 
 東大在学時はリーグ戦25試合に登板し、3勝をマーク。いずれも4年生で挙げたものであり、この年東大があげた全勝利(5勝)の半分以上で松家は勝利投手となった。2004年のドラフト9巡目で横浜に指名される。有名企業の内定を辞退してのプロ野球入りとなった。
 
 ルーキーイヤーの2005年は2度にわたって1軍昇格を手にするが、登板のないまま、いずれも登録を抹消される。プロ入り後4年間は故障もあり1軍登板の機会に恵まれなかったが、2009年6月10日の日本ハム戦で8回に登板し、プロ初登板を記録した。この年は150キロを超える直球を武器に中継ぎで9試合に登板し、防御率4.60という成績だった。
 

 
 翌年からはトレードで日本ハムに加入。開幕1軍を果たし4月頭まで5試合に登板するなど、新天地で順調なスタートを切った。しかし、その後は怪我に悩まされ、1軍での登板はこの5試合にとどまった。2012年オフに現役を引退した。
 
 引退後は教員免許を取得し、教諭として勤務。現在も故郷・香川で教鞭を取る傍ら、野球部の指導にあたっている。現在は高松西高の野球部監督。7月の香川大会では、監督として初勝利を挙げると、そのまま県ベスト4まで駒を進めた。

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