大谷翔平選手をはじめとした日本人メジャーリーガーを中心にメジャーリーグ・日本プロ野球はもちろん、社会人・大学・高校野球まで幅広いカテゴリーの情報を、多角的な視点で発信する野球専門メディアです。世界的に注目されている情報を数多く発信しています。ベースボールチャンネル



Home » プロ野球最新情報 » どん底から這い上がった…昨季戦力外通告から復活を遂げた6人。一軍戦力へ上り詰めた選手たち

どん底から這い上がった…昨季戦力外通告から復活を遂げた6人。一軍戦力へ上り詰めた選手たち

2023/04/20

text By

photo

産経新聞社



プロ野球 最新情報(最新ニュース)

 2023年シーズンが開幕し、約1カ月が経過したプロ野球。今季早くも活躍を見せているルーキー選手がいる一方、オフには戦力外通告を突きつけられる選手もいる。しかし、どん底から他球団に移籍し、一軍戦力へ上り詰めた選手も存在する。ここでは、昨季に戦力外からの復活劇を見せた6人を紹介する。

 

 

藤井皓哉(福岡ソフトバンクホークス)

・出身地:岡山県
・投打:右投左打
・身長/体重:183㎝/89㎏
・生年月日:1996年7月29日
・ドラフト:2014年ドラフト4位
 
 戦力外からセットアッパーの地位に登り詰めた藤井皓哉。今季は先発に転向し、存在感を放っている。
 
 2014年ドラフト4位で広島東洋カープに入団。高卒3年目の2017年に一軍デビューを果たし、翌2018年にプロ初勝利も記録した。しかし一軍定着はならず、2020年は一軍登板なし。同年オフに戦力外通告を受けた。
 
 2021年は四国アイランドリーグの高知ファイティングドッグスでプレー。11勝3敗、防御率1点台と圧倒的な成績を残し、同年オフに福岡ソフトバンクホークスと育成契約を結びNPB復帰を果たした。
 

 
 開幕前のオープン戦から好投を続け、支配下登録と開幕一軍の座を勝ち取った。シーズン序盤には21試合連続無失点を記録するなどプルペンの一角として台頭。最終的には55試合(56回1/3)に登板し、5勝1敗3セーブ22ホールド、81奪三振、防御率1.12と好成績をマーク。最速150キロ超の速球と特徴的なフォークボールを武器に三振の山を築き、奪三振率12.94と驚異的な数字を残した。
 
 今季からは先発へ挑戦し、順調に開幕ローテーション入り。20日時点で2戦2勝、12.2イニング連続無失点と圧巻のピッチングを披露している。                                                                                                                                                                                                                                                                              

1 2 3 4 5 6


error: Content is protected !!