どん底から這い上がった…昨季戦力外通告から復活を遂げた6人。一軍戦力へ上り詰めた選手たち
2023/04/20
産経新聞社
加治屋蓮(阪神タイガース)
・出身地:宮崎県
・投打:右投右打
・身長/体重:185㎝/91㎏
・生年月日:1991年11月25日
・ドラフト:2013年ドラフト1位
ドラフト1位右腕の加治屋蓮も、移籍2年目にして戦力外から復活を遂げた。
2013年ドラフト会議で福岡ソフトバンクホークスから1位指名を受けプロ入り。入団後は故障もありやや苦しんだが、プロ5年目となる2018年にセットアッパーに定着し、リーグトップの72試合登板、35ホールドポイント(4勝31ホールド)、防御率3.38をマークした。
しかし、翌年以降は登板数を減らし、成績も急降下。2020年はわずか6試合の登板に終わり、同年オフに戦力外通告を受けた。
その後、阪神タイガースが獲得の意思を示し入団。移籍1年目の2021年は開幕一軍の座を勝ち取ったが、7試合の登板に終わり防御率7点台と結果を残すことができなかった。背水の陣で迎えた2022年は、シーズンを通して安定した投球を披露。最終的に39試合に登板し、防御率2.43と復活を印象付ける成績を残した。あらゆる場面での起用に応え、ブルペンを支えた。
今季も開幕からリリーフの一角として存在感を発揮。20日時点で5試合無失点と安定感が光っている。