どん底から這い上がった…昨季戦力外通告から復活を遂げた6人。一軍戦力へ上り詰めた選手たち
2023/04/20
産経新聞社
渡邉雄大(阪神タイガース)
・出身地:新潟県
・投打:左投左打
・身長/体重:185㎝/84㎏
・生年月日:1991年9月19日
・ドラフト:2017年育成ドラフト6位
渡邉雄大は、戦力外を経て新天地でブレイクを果たした。
ルートインBCリーグの新潟アルビレックス・ベースボール・クラブで4年間プレーした後、2017年ドラフト会議で福岡ソフトバンクホークスから育成6位指名を受け入団した。2020年のシーズン途中に支配下契約を勝ち取ると、同年に一軍デビュー。3試合登板で無失点と好投を見せた。
しかし、翌2021年は6試合登板と成績を伸ばせず、同年オフに戦力外通告。再び育成選手として阪神タイガース入りした。
すると、2022年の開幕直前に再び支配下選手へ。30歳と遅咲きながらプロ初勝利をマークすると、開幕から11試合連続無失点を記録。変則左腕として主に対左打者のワンポイントで起用された。最終的に自己最多の32試合登板、3勝1敗、10ホールド、防御率2.45をマーク。遅咲きの苦労人にとって、飛躍の1年となった。
今季は開幕二軍スタート。まずはファームで結果を残し、一軍のブルペン陣に厚みをもたせたい。