【結果速報】オリックス、26年ぶり日本一に王手! 強力ヤクルト打線を1安打完封勝利【SMBC日本シリーズ2022】
2022/10/29
産経新聞社
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東京ヤクルトスワローズとオリックス・バファローズによる「SMBC日本シリーズ2022」第6戦(4戦先勝)が29日、明治神宮野球場で開催。オリックスが3-0で軍配を上げ、26年ぶり日本一に王手をかけた。
ヤクルトは、右のエース・小川泰弘が先発マウンドに上がった。初回は先頭を出すも落ち着いて後続を断つと、巧みな投球術でオリックス打線を翻弄。勝利投手となったシリーズ第1戦を上回る快投を披露した。
オリックスの先発は、左腕・山﨑福也。初回は同じく先頭に安打を打たれるも、次打者を併殺打に打ち取り無失点。以降も再三の好守にも助けられ、ヤクルト打線に得点を許さず。息詰まる投手戦を展開し、0-0のまま前半戦を終了した。
6回、ついに均衡が破れた。オリックスは、先頭の太田椋がこの日2本目の安打でチャンスメイクすると、2死一、二塁から5番・杉本裕太郎が上手く逆方向へ運び、二走が生還。貴重な先制点を挙げた。なおも2死満塁と攻めたが、ここはヤクルト・小川が見三振で踏ん張り、最少失点で凌ぐ。
その裏、オリックスは宇田川優希がマウンドへ。2死後に連続四球を与えたが、好調の5番ホセ・オスナを速球でねじ伏せ、ピンチを脱出。7回を平野佳寿、8回を山﨑颯一郎がパーフェクトリリーフで1点差を守った。
9回、オリックスはこの回から登板のスコット・マクガフに対し、先頭の6番・安達了一が安打で出塁。続く紅林弘太郎が投手前に犠打を転がすと、一塁へ悪送球。走者が一気にホームを陥れ、貴重な追加点を奪った。なおも1死三塁から、代打・西野真弘はきっちりライトへ犠飛を打ち上げ、リードを広げた。
3点差の9回裏、オリックスはジェイコブ・ワゲスパックを起用。反撃を狙うヤクルト打線を三者凡退で抑え、1安打完封リレーを飾った。