まさかの大誤算…プロ野球、移籍後に成績低迷したFA戦士5人。失敗した戦力補強は?【野手編】
2023/10/04
産経新聞社
福田秀平
投打:右投左打
身長/体重:182cm/77kg
生年月日:1989年2月10日
ドラフト:2006年高校生ドラフト1巡目
福田秀平は、大きな期待を受けているが、けがの影響もあってレギュラー定着には至っていない。
多摩大聖ケ丘高時代には、高校通算38本塁打を記録。俊足強打という触れ込みで大きな注目を集め、2006年高校生ドラフト1巡目で福岡ソフトバンクホークスに入団する。
高卒4年目の2010年に一軍デビューを果たし、翌2011年には22盗塁をマーク。けがに悩まされるシーズンもあったが、スーパーサブとして一軍の貴重な戦力となった。2018年は自己最高の110試合出場、2019年はキャリアハイの9本塁打を放ち、同年オフにFA権を行使。補償が不要なCランクということもあり、争奪戦の末に千葉ロッテマリーンズに移籍した。
外野のレギュラーと目されていたが、移籍1年目は、開幕前の練習試合で死球を受け離脱。その後も度重なる故障に悩まされ、2021年以降は出場機会が激減した。
4年契約最終年となる2023年も、1軍で結果を残すことはできず。今後のキャリアに暗雲が立ち込めている。
【了】