ブレイクはいつ? 「二軍の帝王」になりつつある現役5人。一軍の壁に苦しむ選手たち
2022/11/03
産経新聞社
平沢大河(千葉ロッテマリーンズ)
出身地:宮城県
投打:右投左打
身長/体重:176㎝/82㎏
生年月日:1997年12月24日
経歴:仙台育英高
ドラフト:2015年ドラフト1位
2015年ドラフト1位で入団した平沢大河も、一軍の壁に苦しんでいる。
高卒1年目から大きな期待を受け、一軍デビュー。高卒3年目の2018年には外野に挑戦して出場機会を増やし、自己最多の112試合に出場。同年は打率.213ながら5本塁打、出塁率.328の成績で存在感を示した。
さらなる飛躍が期待されたが、翌年は51試合と出場機会が減少、2020年から2シーズンは、一軍の舞台から遠ざかった。今シーズンはオープン戦で結果を残し、「9番・三塁」で初の開幕スタメンを奪取。しかし、結果は残せず、5月以降は二軍が主戦場となった。ファームでは打率.278、出塁率.397をマークし、首位打者と最高出塁率のタイトルを獲得した。
高い期待を受けプロの世界に飛び込んだ平沢も、来シーズンでプロ8年目を迎える。二軍暮らしを脱却し、一軍定着を果たせるか注目だ。