ブレイクはいつ? 「二軍の帝王」になりつつある現役5人。一軍の壁に苦しむ選手たち
2022/11/03
産経新聞社
尾形崇斗(福岡ソフトバンクホークス)
出身地:宮城県
投打:右投左打
身長/体重:182㎝/83㎏
生年月日:1999年5月15日
経歴:学法石川高
ドラフト:2017年育成ドラフト1位
ファームでは潜在能力の高さを示している尾形崇斗。しかし、一軍では苦戦を強いられている。
2017年育成ドラフト1位で福岡ソフトバンクホークスへ入団。高卒1年目からファームで経験を積み、2020年の開幕前に支配下登録の切符を手にした。同年の開幕直後に一軍昇格を果たすも、プロ初登板で1回3失点を喫し、悔しいデビュー戦となった。
2021年は二軍で結果を残すと、一軍では8試合の登板ながら防御率0.87と覚醒の予感を漂わせた。しかしながら、今シーズンは登板数を伸ばせず。プロ初勝利こそ手にしたが、防御率も5.56と振るわず、一軍の壁を痛感した。一方、二軍では33試合(35回)を投げ10 セーブ、イニングを上回る40奪三振、防御率2.06の好成績。奪三振能力の高さも光った。
同期入団の周東佑京らも育成から這い上がり、一軍の舞台で活躍している。彼らの後に続くことができるか、剛腕リリーバーの飛躍が待たれる。