世代交代は目前…次世代JAPAN若手ショート5人(5)粗削りながらも守備は一級品
2022/11/05
産経新聞社
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来春のWBC2023に向け、11月5日から侍ジャパン強化試合が始まる。投手陣には佐々木朗希、髙橋宏斗、大勢など新しい顔ぶれが招集され、代表常連だったベテラン選手が外れるなど世代交代を予感させた。ここでは今回選出されなかったが、将来日の丸を背負うであろう若手ショート5人を紹介していく。
土田龍空
出身:滋賀県
投打:右投左打
身長/体重:180cm/77kg
生年月日:2002年12月30日
経歴:近江高
ドラフト:2020年ドラフト3位
土田は滋賀・近江高より2020年ドラフト3位で中日ドラゴンズに入団。
1年目となった2021年シーズンは主に2軍で経験を積むと、今シーズンは5月下旬に1軍昇格を果たす。一度は登録を抹消されるも、京田陽太の不振により7月から再び1軍に昇格し、徐々に出場機会を得ると、同月中旬からは先発に定着。
出場した62試合のうち、遊撃スタメンとして今シーズンチームトップとなる59試合に出場し、チームの窮地を救った。結果今シーズンは打率.248の成績を残した。
8月19日のヤクルト戦では直前の打者2人が申告敬遠をされる重圧のなかプロ初となるサヨナラ打を放ち立浪監督の誕生日に花を添えた。
攻守両面でまだ粗さも見られるが、近江高時代から一級品と評された守備と持ち前の負けん気の強さに勝負強い打撃を加えることができるか。