今オフもFA流出か…西武からFA移籍した歴代打者6人。2年連続で大物選手を流出か
2023/11/18
産経新聞社
浅村栄斗
出身:大阪府
投打:右投右打
身長/体重:182cm/90kg
生年月日:1990年11月12日
経歴:大阪桐蔭高
ドラフト:2008年ドラフト3位
浅村は大阪桐蔭高より2008年ドラフト3位で、埼玉西武ライオンズに入団。プロ3年目の2011年は137試合に出場し、10月の月間MVPに選出される活躍を見せた。2013年は全試合に出場。打率.317、27本塁打、110打点を挙げるなど飛躍の年となった。この年浅村は、平成生まれでは初となる打点王に輝き、長打率(.554)でもリーグ1位を記録した。
2017年9月28日のホークス戦で通算1000安打に到達。これも平成生まれでは初の快挙となった。翌2018年には、打率.310、32本塁打、127打点とキャリアハイの成績。チーム10年ぶりのリーグ優勝に大きく貢献した。打点では球団新記録を更新し、「3割、30本、100打点」は球団日本人選手では初の快挙となった。
2018年オフに楽天へFA移籍。楽天移籍後1年目となった2019年はキャリアハイを更新する33本塁打を放つと、翌2020年も32本塁打を放ち自身初の本塁打王に輝く。今季は西武在籍時から7年連続となる全試合出場を果たし、2022年9月7日のホークス戦では1000試合連続出場も達成。鉄人ぶりを発揮し、主力としてチームを支えた。27本塁打は、リーグ2位の好成績だった。
昨オフFA権を再び取得した浅村は、楽天への残留を発表した。頼れる主砲は、悲願のリーグ優勝・日本一への原動力となれるか。