工藤公康氏が福岡ソフトバンクホークスの新監督に就任
福岡ソフトバンクホークスは、1日、日本シリーズ制覇をもって退任した秋山幸二前監督の後任に、ホークスOBでプロ野球解説者の工藤公康氏が就任することを発表した。
2014/11/01
福岡ソフトバンクホークスは、1日、日本シリーズ制覇をもって退任した秋山幸二前監督の後任に、ホークスOBでプロ野球解説者の工藤公康氏が就任することを発表した。背番号は秋山前監督の「81」を引き継いだ。
名古屋電気高校(現愛知工業大学名電高校)経て、82年に西武ライオンズ(現埼玉西武ライオンズ)へ入団。在籍13年間で8度の日本一に輝き、西武ライオンズのエースとして黄金時代を支えた。
その後、95年福岡ダイエーホークス(現福岡ソフトバンクホークス)へ。当時球団社長が元西武の監督も務めた根本陸夫氏、監督は王貞治現会長だった。秋山幸二前監督と再びチームメイトになった。
Bクラス常連だったホークスで、先発陣の柱としてチームをけん引するだけでなく、バッテリーを組む城島健二氏を球界を代表するキャッチャーに育てた。
99年には福岡ダイエーホークス日本一の原動力となった。
同年オフ、FAで読売ジャイアンツへ移籍する際には、球団に嘆願書が提出されるなど、福岡のファンに愛された。
2012年より日刊スポーツ評論家、テレビ朝日系列『報道ステーション』の野球キャスターをはじめ、野球評論家、野球解説者として活躍していた。
ホークスには99年以来の復帰となる。
卓越した指導論に定評があった工藤新監督。
秋山幸二前監督が築いた強いホークスをどのように継承し、常勝王国にするために采配を振るうのか、その手腕に注目される。