予想外の退団に…今オフ去就が注目される大物選手5人。新天地を模索するベテランたち
2022/11/09
産経新聞社
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2022年シーズンの戦力外通告期間が、11月1日に終了。自ら退団を決断した選手も含め、今年も多くの選手に厳しい現実が突き付けられた。日本代表経験者や、実績十分のベテランも例外ではなく、その動向が注視されている。ここでは、去就に注目が集まる大物選手5人を紹介する。
松田宣浩
・投打:右投右打
・身長/体重:180㎝/86㎏
・生年月日:1983年5月17日
・経歴:岐阜・中京高-亜細亜大
・ドラフト:2005年大学生・社会人ドラフト希望枠
「熱男」のパフォーマンスでファンを沸かせてきた松田宣浩。17年間プレーしたチームを離れ、他球団でのプレーを模索している。
2005年大学生・社会人ドラフト希望枠で福岡ソフトバンクホークスへ入団。ルーキーイヤーから開幕スタメン入りを果たし、大卒3年目の2008年には三塁のレギュラーへ定着した。その後は故障に苦しむシーズンもあったが、2011年に全試合出場を達成。打率.282、25本塁打、83打点、27盗塁をマークした。
2015年には打率.287、35本塁打、94打点の好成績。2018年にも32本塁打を放ち、自身初のベストナインに輝いた。守備でも高い貢献度を誇り、ゴールデングラブ賞8度受賞は三塁手部門の歴代最多記録。また、ムードメーカーとしてもチームを鼓舞し、2017年からの4年連続日本一を支えた。
しかし、近年は出場機会が減少。2022年はプロ入り後最少の43試合出場にとどまった。シーズンオフには来季の契約を結ばない旨が通告され、他球団での現役続行を選択。来シーズンはどの球団のユニフォームに袖を通すか注目が集まる。