予想外の退団に…今オフ去就が注目される大物選手5人(2)復活目指す右の強打者
2022/11/09
産経新聞社
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2022年シーズンの戦力外通告期間が、11月1日に終了。自ら退団を決断した選手も含め、今年も多くの選手に厳しい現実が突き付けられた。日本代表経験者や、実績十分のベテランも例外ではなく、その動向が注視されている。ここでは、去就に注目が集まる大物選手5人を紹介する。
平田良介
・投打:右投右打
・身長/体重:177㎝/92㎏
・生年月日:1988年3月23日
・経歴:大阪桐蔭高
・ドラフト:2005年高校生ドラフト1巡目
復活を目指す平田良介も、去就に注目が集まる1人だ。
2005年高校生ドラフト1巡目指名を受け、中日ドラゴンズへ入団。高卒1年目から一軍の舞台を経験し、2011年に2桁11本塁打を放ちブレイクを果たした。
2015年には打率,283、13本塁打をマークし、初のベストナインを受賞。さらに2018年にはリーグ3位の打率.329の好成績を残し、同年には自身初のゴールデングラブ賞にも輝いた。
しかし、2019年以降は成績が低迷し、2021年は「異型狭心症」の発症もあり、21試合出場にとどまった。復活をかけた今シーズンだったが、51試合の出場で打率.200、1本塁打の成績。シーズンオフには球団から来季の契約を結ばない旨が通告され、他球団での現役続行を決断した。新天地での再起に期待がかかる。