次世代どころかバリバリの一軍戦力…高卒ながら即戦力となった逸材5人。日本が誇る若きエースたち
2023/04/14
産経新聞社
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2023年シーズンが開幕したプロ野球、昨季は数々の大記録が誕生したシーズンとなったが、佐々木朗希(ロッテ)は21世紀初の完全試合を達成。一気に球界を代表する投手の1人となった。佐々木朗の他にも、1軍戦力となった高卒の若手投手たちがいる。ここでは、エース級の活躍を見せている逸材5人を紹介する。
佐々木朗希
出身:岩手県
投打:右投右打
身長/体重:190cm/85kg
生年月日:2001年11月3日
経歴:大船渡高
ドラフト:2019年ドラフト1位
佐々木は大船渡高から4球団の抽選の末、2020年に千葉ロッテマリーンズに入団。ルーキーイヤーは1軍、2軍共に公式戦登板をせず、肉体強化に注力した。
2021年シーズンはプロ2試合目の登板となった5月27日の阪神戦でプロ初勝利を記録。この年の佐々木は登板間隔をあけながらも、11試合に登板し3勝(2敗)をマークし、防御率2.27という成績だった。CSファーストステージの楽天戦でも6回1失点と好投し、チームのファイナルステージ進出に貢献している。
昨シーズンは20試合に登板し9勝(4敗)、防御率2.02とエース級の投球を披露。奪三振数173はリーグ2位の好成績だった。シーズン3戦目となった4月10日のオリックス戦ではプロ野球記録となる「13者連続奪三振」、タイ記録となる「1試合19奪三振」に加え、21世紀並びに令和初となる完全試合を達成した。
オールスターではファン投票1位で選出。後半戦は前半戦ほどの勢いはなかったが、ローテーションの一角として3勝を記録した。今季は自己最多の登板数となった一方、中6日のローテーションを飛ばすこともしばしばあった。今季は先発ローテーションを1年間守り切り、正真正銘のエースへと飛躍できるか。