次世代どころかバリバリの一軍戦力…高卒ながら即戦力となった逸材5人。日本が誇る若きエースたち
2023/04/14
産経新聞社
西純矢
出身:広島県
投打:右投右打
身長/体重:184cm/90kg
生年月日:2001年9月13日
経歴:創志学園高
ドラフト:2019年ドラフト1位
西は創志学園高からドラフト1位で阪神タイガースに入団。1年目の2020年は2軍で実戦経験を積み、チームトップタイとなる4勝を記録した。
翌2021年は1軍で春季キャンプを迎えると、5月19日のヤクルト戦でプロ初登板・初先発を記録する。5回を無安打無失点と好投し、プロ初勝利をマークした。「ドラフト1位の高卒投手」のプロ初登板初勝利は球団史上初の快挙となった。
昨シーズンはチームの先発投手に新型コロナウイルス感染が相次いだことから、5月1日に1軍昇格。同日の巨人戦で7回をわずか3安打に抑え、シーズン初勝利を挙げた。同月18日のヤクルト戦では9回を1失点に抑えプロ初完投を記録。2回にはプロ初本塁打を放ち高校通算25本塁打の実力を見せつけるなど、投打で大活躍の一戦だった。
6月終盤に不調から登録を抹消されるも、8月18日に1軍再登録。同日のヤクルト戦を5回2失点にまとめシーズン4勝目をマークした。その後は再びローテーションの一角に定着。終わってみれば昨シーズンは14試合に登板し、チーム4位となる6勝(3敗)、防御率2.68と好成績を残した。