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次世代どころか…早くもエース級と化した逸材5人(4)新・常勝球団の若き左腕

2022/11/13

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産経新聞社



プロ野球 最新情報(最新ニュース)

 2022年の全日程を終了したプロ野球、数々の大記録が誕生したシーズンとなったが、佐々木朗希(ロッテ)は21世紀初の完全試合を達成。一気に球界を代表する投手の1人となった。今季は佐々木朗の他にも、1軍戦力となった高卒の若手投手たちがいる。ここでは、エース級の活躍を見せた逸材5人を紹介する。

 

 

宮城大弥


出身:沖縄県
投打:左投左打
身長/体重:171cm/78kg
生年月日:2001年8月25日
経歴:興南高
ドラフト:2019年ドラフト1位
 
 宮城は興南高から2019年のドラフト1位でオリックス・バファローズに入団。ルーキーイヤーはプロ3試合目の登板となった11月6日の日本ハム戦でプロ初勝利を挙げるなど、順調なスタートを切った。
 
 2年目の2021年シーズンは開幕ローテーション入りを果たす。球宴までに8勝を挙げる活躍を見せるとファン投票にてパ・リーグの先発部門1位に選出。8月13日のロッテ戦で10勝目を挙げ、両リーグ最速での2桁勝利に到達した。最終的にリーグ2位の13勝、防御率2.51をマークし、左のエースとして25年ぶりのリーグ優勝に大きく貢献。同年の新人王にも輝いた
 
 今シーズンは試合を作るも勝ち星から見放されることも多かったが、1年間ローテーションの中心として役割を全うする。4月20日から6月12日までは自身5連勝を記録。8月27日の西武戦では9回をわずか4安打、無四球に抑え、プロ初完封で9勝目をマークし、逆転優勝を狙うチームの士気を加速させた。
 

 
 同年の宮城は24試合(148回1/3)を投げ、リーグ3位タイとなる11勝(8敗)、防御率3.16を記録した。また、ポストシーズンでも安定した投球を披露。日本シリーズ第7戦では5回無失点で勝利投手となり、チームは悲願の日本一を達成した。



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