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成功率わずか5割。巨人の課題は投手陣のバント技術

日本の野球の特徴といえば、高校野球のような「繋ぐ野球」。打線を繋ぐために、欠かせないのが“犠打(バント)”だ。

2016/01/23

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成功率が一番低い巨人。足を引っ張っているのは投手陣

 交流戦以外は投手が打席に立たないパに比べてセの犠打数が多いのはわかるが、中日を除くセのチームはパよりも成功率が低い。これはバント技術が低い投手が犠打をする機会が多いからだ。
 
 特に巨人は.737と極端に低い。その原因はやはり投手陣だ。
 
 巨人の投手陣は高木勇人(犠打6失敗3)、菅野智之(犠打6失敗3)、マイコラス(犠打4失敗3)、田口麗斗(犠打3失敗2)、杉内俊哉(犠打2失敗1)、大竹寛(犠打1失敗2)、ポレダ(犠打0失敗4)、内海哲也(犠打0失敗2)、小山雄輝(犠打0失敗1)、高木京介(犠打0失敗1)はほとんど成功していない。投手陣トータルでは、22犠打22失敗、成功率はちょうど5割になる。
 
 犠打を失敗すれば、チャンスをつぶしてしまう。投手にとっても犠打の失敗は自らの白星を遠ざける結果にもつながりかねない。
 
 高橋由伸新監督は、キャンプで投手陣のバント技術を磨く必要があるのではないか。

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