補強大成功! 今季加入の当たり助っ人5人(5)2メートル超の剛腕
2022/11/15
産経新聞社
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チームの上位進出の鍵ともいえるのが、助っ人外国人選手の存在だ。近年はMLB経験のある選手も数多く来日しているが、傘下マイナーリーグや各国のプロリーグから加入し、NPBの舞台で活躍する例も数多くある。ここでは、2022年シーズンに加入し、チームの貴重な戦力となった助っ人5人を紹介する。
タイロン・ゲレーロ
投打:右投右打
身長/体重:203cm/112kg
生年月日:1991年1月9日
経歴:ドミンゴベンケスビオホ高-パドレス-マーリンズ
MLB通算113試合登板を誇るゲレーロ。2メートル超の長身から投げ下ろす速球は、最速167キロを計測。セットアッパー候補として2022年から千葉ロッテマリーンズでプレーすることとなった。
開幕戦となった3月25日東北楽天ゴールデンイーグルス戦の8回にNPBデビューを飾り、2奪三振といきなり持ち味を発揮した。課題の制球難を露呈する試合もあったが、好リリーフを続けてセットアッパーの地位を確立。5月、6月にはともには7ホールドを記録した。
疲れの見える8月も5ホールド、防御率2.25の好成績。しかし、9月10日の楽天戦で左足首を痛めて登録抹消となり、そのまま今シーズンを終えることとなった。
最終的に49試合登板、3セーブ27ホールドポイント(3勝24ホールド)、防御率3.52をマーク。負傷離脱は痛かったが、ブルペン陣に欠かせない存在としてチームを支えた。