移籍せずチーム残留…今季FA権を行使しなかった選手6人。去就が注目された目玉候補たち
2022/11/18
産経新聞社
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プロ野球機構が、11月10日にフリーエージェント(FA)宣言選手を公示。国内FA組は森友哉捕手ら5人、海外FA組では千賀滉大投手ら3人が名を連ねた。一方で、今季FA権を取得するも行使しなかった選手も多くいる。ここでは、チーム残留を決断した主力選手6人を紹介する。
浅村栄斗(東北楽天ゴールデンイーグルス)
出身地:大阪府
投打:右投右打
身長/体重:182㎝/90㎏
生年月日:1990年11月12日
経歴:大阪桐蔭高
ドラフト:2008年ドラフト3位
2度目のFA権を取得した浅村栄斗は、東北楽天ゴールデンイーグルスへの残留を選択した。
2008年ドラフト3位で埼玉西武ライオンズへ入団。高卒3年目の2011年にレギュラーへ定着すると、2013年には初の全試合出場を果たし、打率.317、27本塁打、110打点の好成績で打点王を受賞した。その後は中心打者として打線を牽引し、2018年には打率.310、32本塁打、127打点をマーク。2度目の打点王を獲得し、リーグ優勝の原動力となった。
同年オフに国内FA権を行使。複数球団による争奪戦の末、4年契約で楽天へ移籍した。移籍1年目から主砲として33本塁打を放つと、翌2020年には自身初の本塁打王(32本)を獲得するなど輝きを放った。
契約最終年となった今季は、打率.252ながらリーグ2位の27本塁打、同3位の86打点をマークした。シーズン中に海外FA権を取得し、動向に注目が集まったが、東北での優勝を目指し残留を決断した。