移籍せずチーム残留…今季FA権を行使しなかった選手6人。去就が注目された目玉候補たち
2022/11/18
産経新聞社
高橋周平(中日ドラゴンズ)
・出身地:神奈川県
・投打:右投左打
・身長/体重:180㎝/90㎏
・生年月日:1994年1月18日
・経歴:東海大甲府高
・ドラフト:2011年ドラフト1位
動向が注目されていた高橋周平。慣れ親しんだチームでの巻き返しを誓った。
3球団競合の末、2011年ドラフト1位で中日ドラゴンズへ入団。レギュラー定着までやや時間がかかったが、高卒7年目の2018年に初めて規定打席をクリア。翌2019年には打率.293をマークし、三塁手部門のベストナインとゴールデングラブ賞を同時受賞した。翌2020年には打率3割(.305)をクリア。2年連続のゴールデングラブ賞にも輝いた。
しかし2021年は、自己最多の137試合に出場するも打率.259と不振にあえいだ。今季は、チーム事情により二塁手へコンバート。巻き返しを図ったが、2度の負傷離脱もあって78試合出場、打率.249と本領発揮はならなかった。
シーズン中に取得した国内FA権の行使に注目が集まっていたが、残留を決断した。立浪和義監督から背番号「3」を受け継いだ巧打者には、完全復活の期待がかかる。