まさに背水の陣…崖っぷちに立つベテラン5人(2)わずか1本塁打に終わったスラッガー
2022/11/19
産経新聞社
プロ野球 最新情報
全日程を終了した2022年のプロ野球。今季は村上宗隆が三冠王、山本由伸は2年連続の投手4冠に輝くなど若きスター選手の活躍が際立った。一方で、NPBでキャリアを重ねながらも、野球人生の岐路に立つベテランたちもいる。そこで今回は、来季を背水の陣で迎えるベテラン選手5人を紹介する。
福田永将
出身:神奈川県
投打:右投右打
身長/体重:181cm/90kg
生年月日:1988年7月23日
経歴:横浜高
ドラフト:2006年高校生ドラフト3巡目
長距離砲としての活躍を期待されている福田永将。2022年はわずか1本塁打に終わり、まさに崖っぷちを迎えている。
横浜高校では強打のキャッチャーとして知られ、高校生ドラフト3巡目で中日ドラゴンズに入団。高卒3年目の2009年に内野手として一軍デビューを果たし、初打席初本塁打を放つなど大器の片鱗を見せつけた。
その後は1軍に定着できないシーズンが続いたが、2015年に79試合出場、6本塁打で飛躍の兆しを見せる。そして2016年は初の2桁本塁打を記録した。さらに、2018年は初の規定打席到達、2019年は規定打席未満ながら打率.287、18本塁打をマークし、主軸の一角を担った。
だが、2020年以降は好不調の波が大きく、1軍と2軍を行ったり来たりの状態でレギュラー定着とはなっていない。立浪ドラゴンズでもう一度ポジションを掴めるのか注目だ。