満を持しての挑戦も…メジャーの壁に阻まれた5人(2)去就未定のFA右腕
2022/11/20
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オフシーズンを迎えているプロ野球。今オフは千賀滉大投手、吉田正尚外野手がすでにMLB挑戦を正式表明しており、新たな日本人メジャーリーガーの誕生が確実視されている。しかし、NPBでは圧倒的な成績を残したものの、メジャーリーグでは苦戦を強いられた選手も多くいる。ここでは、メジャーの壁に苦しんだ選手5人を紹介する。
有原航平
・出身地:広島県
・投打:右投右打
・身長/体重:189㎝/95㎏
・生年月日:1992年8月11日
・経歴:広陵高-早稲田大
・ドラフト:2014年ドラフト1位
有原航平は、メジャー2年間でわずか3勝にとどまっている。
2014年ドラフト会議で4球団競合の末、北海道日本ハムファイターズへ入団。プロ1年目から先発ローテーションの一角として存在感を示し、8勝を挙げて新人王に輝いた。
その後はチームのエース格として実績を残し、2019年には15勝、防御率2.46の好成績で最多勝を獲得した。2020年オフにポスティングシステムを行使し、MLBに挑戦。テキサス・レンジャーズと2年契約を締結した。
しかし、メジャー1年目は故障の影響もあり、10先発で2勝4敗、防御率6.64に沈んだ。今季は傘下マイナーリーグで開幕を迎え、8月にメジャー昇格を果たしたが、1勝3敗、防御率9.45と振るわず。今オフにFAとなり、来季の所属球団が決まっていない状況だ。MLBでの契約を模索しており、動向が注目されている。