新天地で大ブレイク! トレード移籍先で才能開花させた5人。千載一遇のチャンスを掴んだ選手たち
2022/11/22
産経新聞社
公文克彦
投打:左投左打
身長/体重:173cm/83kg
生年月日:1992年3月4日
ドラフト:2012年ドラフト4位
大田泰示とともに北海道日本ハムファイターズへトレード移籍し、同じく才能を開花させたのが公文克彦である。
高知高校から社会人野球の大阪ガスへ進んだ公文は、3年後の2012年ドラフト会議で読売ジャイアンツから4位指名を受けた。プロ1年目から2軍で好成績を残し、シーズン終盤には1軍デビューを飾った。
しかし、翌2014年から2年連続1軍登板なしに終わると、サイドスローに転向した2016年は12試合に登板したものの、同年オフにファイターズへのトレード移籍が発表された。すると、新天地ではブルペン陣の一角としてフル回転。加入初年度の2017年から3年連続40試合登板を果たし、貴重な中継ぎ左腕としてチームに欠かせない存在となった。
2021年シーズン途中には埼玉西武ライオンズへトレード移籍。公文にとっては2度目のトレードとなったが、西武でも存在感を発揮。2022年は左肩のコンディション不良で出遅れたが、昇格後は主に左のワンポイントとして18試合登板で自責点0と抜群の安定感を見せた。