ブレイク必至!? 巨人、次世代のスター候補選手5人。“ダイヤの原石”と評価される若手たち
2022/11/25
産経新聞社
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2022年シーズンは、5年ぶりのBクラスに沈んだ読売ジャイアンツ。オフには松田宣浩や長野久義といった抜群の実績を誇るベテランの補強を進めているが、来季の巻き返しにはやはり若手選手の底上げが不可欠といえる。そこで今回は、ブレイク必至と目される巨人の次世代スター候補5人を紹介する。
井上温大
・出身地:群馬県
・投打:左投左打
・身長/体重:175㎝/78㎏
・生年月日:2001年5月13日
・経歴:前橋商
・ドラフト:2019年ドラフト4位
今季プロ初勝利を手にした井上温大。来季は先発ローテーションへの定着に期待がかかる。
井上は、前橋商から2019年ドラフト4位で巨人に入団。高卒1年目は二軍で9試合に登板し、1勝1敗、防御率4.80を記録。翌2021年にはファームの開幕投手を任されたが、シーズン中に左肘の手術を受けることとなり、同年オフに育成契約となった。
今季は、ファームでアピールを続けて7月に支配下登録へ返り咲いた。勢いのままに一軍デビューを果たすと、9月23日の中日ドラゴンズ戦では先発マウンドに上がり、6回3失点の好投で嬉しいプロ初勝利を挙げた。最終的に7試合(4先発)で防御率6.00ながら、24イニングで27三振を奪うなど持ち味を発揮した。
さらに、11月6日に開催された侍ジャパン日本代表との強化試合の先発投手に抜擢。3回1安打4奪三振無失点と堂々たる投球を披露し、来季の飛躍に大きな期待を抱かせた。