ブレイク必至!? 巨人、次世代のスター候補5人(5)成長著しい“”未完の大器“
2022/11/25
産経新聞社
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2022年シーズンは、5年ぶりのBクラスに沈んだ読売ジャイアンツ。オフには松田宣浩や長野久義といった抜群の実績を誇るベテランの補強を進めているが、来季の巻き返しにはやはり若手選手の底上げが不可欠といえる。そこで今回は、ブレイク必至と目される巨人の次世代スター候補5人を紹介する。
保科広一
・出身地:大阪府
・投打:左投左打
・身長/体重:187㎝/92㎏
・生年月日:1998年6月3日
・経歴:遊学館高-創価大学
・ドラフト:2020年育成ドラフト11位
育成選手ながら、次期ブレイク候補と期待されている保科広一。念願の支配下契約に向けてアピールを続けている。
創価大では、2年時からレギュラーとして活躍。アメリカ人の父親を持ち、恵まれた体格を活かした左の大砲候補として注目を集めた。2020年育成ドラフト11位で巨人入り。プロ1年目の2021年は、二軍で52試合に出場し、打率.255、1本塁打、17打点をマークした。
今季は、三軍では打率.319の好成績を残したが、二軍では8試合の出場にとどまり、打率.200と低迷。シーズン中の支配下登録はならなかった。しかし、秋季キャンプでは持ち前の長打力でアピールし、フェニックスリーグで本塁打も記録。11月6日に開催された侍ジャパン日本代表との強化試合ではスタメンに抜擢され、安打を放つなど存在感を示した。
成長著しい左の大砲は、来季勝負の3年目を迎える。支配下契約を勝ち取り、一軍の舞台で躍動したい。