”長期契約”もまさか…期待外れに終わった大物5人。成績不振に陥った一流選手たち
2024/08/08
産経新聞社
平田良介
出身:大阪府
投打:右投右打
身長/体重:177cm/92kg
生年月日:1988年3月23日
ドラフト:2005年高校生ドラフト1巡目
中日ドラゴンズで2017年から5年契約を結んだ平田良介。総合的には苦しんだ1人といえるだろう。
大阪桐蔭高校時代には3年夏の甲子園で1試合3本塁打を放ち、野球ファンに鮮烈な印象を残した。その後、高校生ドラフト1巡目でドラゴンズに入団したものの、しばらくは1軍定着とはいかず、規定打席に到達できないシーズンが続いた。
高卒6年目の2011年にようやく頭角を現すと、同年から6年連続2桁本塁打を記録。2015年のプレミア12、2017年のWBCでは日の丸も背負った。本領を発揮し始めたタイミングでフリーエージェント(FA)権を取得した平田は、複数年契約で残留を発表。5年という長期契約だった。
大型契約2年目の2018年には、自己最高となるリーグ3位の打率.329をマーク。ついに本格的な覚醒と思われたが、その後は再び出場機会が減少した。2021年には異型狭心症と診断されたことを明らかにし、復活を目指したが2022年オフに自由契約となり、現役引退を決断した。