他球団も垂涎!? セリーグの2022年現役ドラフト注目野手6人。主力級の実力持つ目玉選手たち
2022/12/02
産経新聞社
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日本野球機構(NPB)は12月9日、現役ドラフトを初開催する。同制度は、各球団が2人以上の対象選手を選出し、必ず1人以上指名する仕組み。移籍の活性化により、出場機会に恵まれない選手の新天地での飛躍、復活が期待される。今回は、現役ドラフトで特に注目したい選手を各チーム1人ずつ紹介する。(セントラル・リーグ野手編)
ヤクルト・西浦直亨
・出身地:奈良県
・投打:右投右打
・身長/体重:178㎝/75㎏
・生年月日:1991年4月11日
・経歴:天理高-法政大
・ドラフト:2013年ドラフト2位
近年は遊撃のレギュラー格として活躍し、昨季の日本シリーズでは全試合にスタメン出場した西浦直亨。今季は一転、自己ワーストの6試合の出場に終わった。
西浦は、2013年ドラフト2位で東京ヤクルトスワローズに入団。ルーキーイヤーから開幕スタメンに抜擢され、初打席で本塁打を記録する鮮烈なデビューを飾った。
その後はレギュラーの座をつかみきれないシーズンが続いたが、2018年に遊撃の定位置を掴み、138試合に出場。打率.242、10本塁打、55打点をマークした。2021年は元山飛優との併用となったが、92試合に出場。同年はポストシーズンの全試合にスタメン出場し、日本一に大きく貢献した。
しかし、2022年シーズンは高卒3年目・長岡秀樹が台頭。シーズンの大半をファームで過ごし、一軍での出場はわずか6試合にとどまった。パンチ力ある打撃と堅実な守備に定評があり、実績も十分。プロ10年目の来季は正念場を迎えるシーズンになりそうだ。