チームによっては主力級? 巨人の2022年現役ドラフト注目選手5人。出場機会を求める選手たち
2022/12/06
産経新聞社
北村拓己
投打:右投右打
身長/体重:181cm/90kg
生年月日:1995年8月29日
ドラフト:2017年ドラフト4位
星稜高、亜細亜大を経て巨人に入団し、ファンからの期待も大きい北村拓己。今ひとつ殻を破りきれていない現状を考えると、現役ドラフトの対象になる可能性も否定できない。
夏の甲子園では鳴門高校(徳島)相手にホームランを放つなど、プレーで存在感を発揮。また、キャプテンとしてもチームを引っ張る存在だった。卒業後は亜細亜大学に進学し、3年秋・4年秋にベストナインを獲得。大学でもキャプテンを務めた経験があり、チームを引っ張る力に優れていたことが分かる。
入団後2年間はファームで経験を積み、2019年は打率.290、8本塁打(どちらも2軍成績)と一定の成績を残して最高出塁率のタイトルも獲得。2020年から1軍での出場数を増やし、同年にプロ初安打・初打点を同時に記録した。2021年は地元の金沢で一発を放ち、覚醒の予感を漂わせたがレギュラー奪取には至っていない状態だ。
2022年は坂本勇人の欠場が多く、ショートでスタメンを任されたこともあった北村。もし現役ドラフトの対象になれば、北村の獲得に動く球団も現れるのではないだろうか。