他球団も垂涎!? セリーグの2022年現役ドラフト注目投手6人。主戦格の実力持つ目玉選手たち
2022/12/07
産経新聞社
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日本野球機構(NPB)は12月9日、現役ドラフトを初開催する。同制度は、各球団が2人以上の対象選手を選出し、必ず1人以上指名する仕組み。移籍の活性化により、出場機会に恵まれない選手の新天地での飛躍、復活が期待される。今回は、現役ドラフトで特に注目したい選手を各チーム1人ずつ紹介する。(セントラル・リーグ投手編)
ヤクルト・星知弥
高いポテンシャルを秘める星知弥。2022年シーズンは自己最低の7試合の登板に終わった。
2016年ドラフト2位で東京ヤクルトスワローズに入団。ルーキーイヤーから開幕一軍入りを果たすと、5月以降は先発ローテーションの一角として奮闘した。シーズン終盤に故障離脱となったが、24試合(110回1/3)を投げ、4勝7敗2ホールド、防御率4.73の成績を残した。
プロ2年目以降は、主に中継ぎとして登板を重ねた。しかし、2020年は自己最多の36試合に登板するも、防御率5.25と低迷。その後も目立つような数字を残すことはできなかった。2022年は3年ぶりの先発登板を果たすも、シーズンを通して精彩を欠き、わずか7試合の登板となった。
威力抜群の直球に加え、多彩な球種を操るなど潜在能力は高いが、結果を残せないシーズンが続いている。先発、中継ぎとあらゆるポジションをこなせるだけに、現役ドラフトの対象となれば面白い存在になりそうだ。