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世代の顔となるスターは不在?…苦しむ1997年世代の打者たち5人

2022/12/09

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産経新聞社提供



平沢大河


投打:右投左打
身長/体重:176センチ/80キロ
生年月日:1997年12月24日
経歴:仙台育英高
ドラフト:2015年ドラフト1位
 
 平沢は仙台育英高から2016年にドラフト1位で千葉ロッテマリーンズへ入団。開幕を2軍で迎えるも、イースタン・リーグで打率.294を残し5月上旬に1軍へ初昇格。1年目は高卒ながら23試合に出場し、1軍の空気を肌で感じた。
 
 2年目も順調に出場機会を増やすと、3年目の18年には外野手としても出場機会を得るなど、ユーティリティプレーヤーとして活躍。シーズンを通して1軍に定着し、112試合の出場。打率こそ.213にとどまったが、5本塁打、32打点とパンチ力を発揮した。
 
 19年は、8月上旬から遊撃手のレギュラーに定着。同月には5試合連続安打や7打席連続出塁を記録したものの、同じポジションの藤岡裕大の牙城は崩せず。その後は2年連続で1軍の出場機会に恵まれなかった。
 

 
 開幕スタメンを勝ち取った今年は勝負の一年となったが、安田尚憲や茶谷健太に押し出される形でレギュラーを掴めず。イースタン・リーグでは、首位打者(.278)と最高出塁率(.380)を獲得するなど活躍を見せていただけに、もう一度定位置争いに加わりたいところだ。

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