世代の顔となるスターは不在?…苦しむ1997年世代の打者たち5人
2022/12/09
産経新聞社提供
郡司裕也
投打:右投右打
身長/体重:180センチ/89キロ
生年月日:1997年12月27日
経歴:仙台育英高-慶応大
ドラフト:2019年ドラフト4位
郡司は2020年に慶應大からドラフト4位で中日ドラゴンズに入団。慶大4年秋に獲得したリーグ三冠王を引っ提げての入団となった。1年目から開幕1軍入りを果たすと、30試合で出場機会を得る。打率は.156も出塁率は.267を記録した。
プロ2年目となる21年は6月下旬に1軍に登録されると、9試合で打率.462、3打点と存在感を示す。出塁率は.533と持ち前の選球眼を存分に発揮するも、後半戦は出場機会に恵まれずシーズンを終えた。
捕手登録ながらも出場機会を求め、外野手にも挑戦した今年は自己最多の33試合に出場。途中出場が多く、スタメンで起用されたのはわずか5試合にとどまったが、2軍では55試合に出場し、打率.309、6本塁打、29打点と好成績を残した。
打撃を生かすべく野手にコンバートすべきとの意見もあるが、桂依央利や山下斐紹が退団し、捕手層は一気に手薄になっている。持ち前の打力や頭脳的なリードを活かし正捕手争いに名乗りを上げるか、期待がかかる。