まさかの大コケ…成績不振の新助っ人打者5人(2)MLBシーズン31発の大砲が…
2022/12/12
産経新聞社
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今も昔も、チームの浮上に欠かせないのが助っ人外国人選手の存在だ。特に2022年シーズンは、新たな助っ人打者の多くが日本の野球への適応に苦しみ、改めて異国の地で活躍する難しさが表れていた。ここでは、成績不振に終わった2022年の新加入助っ人打者5人を紹介する。
レナート・ヌニエス
出身:ベネズエラ
投打:右投右打
身長/体重:185cm/99kg
生年月日:1994年4月4日
経歴:リブレエスコラリダッド高-アスレチックス-レンジャーズ-オリオールズ-タイガース
最下位に沈んだ北海道日本ハムファイターズにおいて、レナート・ヌニエスは期待外れの成績に終わった。
2016年にオークランド・アスレチックスでメジャーデビューし、2018年シーズン途中にボルティモア・オリオールズに移籍。それまでは目立った成績を残せていなかったが、2019年に31本塁打・90打点と大ブレイクを果たした。2020年は新型コロナウイルスの影響で60試合の短縮シーズンとなったものの、12本塁打を放つなど存在感を発揮した。
だが、2021年はマイナー生活が長くなったこともあり、日本球界に活路を見出した。“ビッグボス“こと新庄剛志監督の補強第1弾として、ファイターズがヌニエスの獲得を発表。オープン戦では打率.538をマークし、弾みをつけた状態でシーズンを迎える。
しかし現実は厳しく、初本塁打を記録したのは5月4日の東北楽天ゴールデンイーグルス戦。左投手に対する打率も低く、徐々に出番を減らしていった。シーズン成績は63試合出場で打率.174・4本塁打。今季限りでの退団が発表されたため、ヌニエスの挑戦は1年で幕を閉じた。