まさかの大コケ…成績不振に終わった新助っ人外国人野手5人。期待外れとなった打者たち
2022/12/12
産経新聞社
アデルリン・ロドリゲス
出身：ドミニカ共和国
投打：右投右打
身長／体重：192cm／95kg
生年月日：1991年11月18日
経歴：セントロエデュカティボロスパルマレス高-米マイナー
日本球界に復帰したアデルリン・ロドリゲスは、わずかな出場機会で再び日本を去ることになった。
2008年、ニューヨーク・メッツとの契約でプロ入りしたロドリゲス。メジャー契約を勝ち取れない日々が続きながら、マイナー傘下のルーキーリーグや1A級などで2桁本塁打を記録するなど、長打力は備えていた。
2019年は3Aで打率.321・19本塁打をマークし、オフにオリックス・バファローズが獲得を発表。新型コロナウイルスの感染拡大という難しさもあったが、59試合の出場で6本塁打にとどまり、同年限りで退団となった。その後は再びマイナー暮らしとなっていたものの、2022年6月に阪神タイガースが獲得を発表し、日本球界復帰を果たす。
2軍での調整を経て夏場に1軍へ合流すると、7月29日の東京ヤクルトスワローズ戦で小川泰弘から豪快なホームランを放つなど、序盤は確かな打棒を見せた。ただ、その活躍も長くは続かず、30打席無安打という大不振で2軍落ち。24試合出場で打率.154・2本塁打とバファローズ時代よりも低調な成績となってしまい、再び1年で日本球界を去った。