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まさかの大コケ…成績不振の新助っ人打者5人(5)デビュー戦で左手首骨折

2022/12/12

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産経新聞社



プロ野球 最新情報(最新ニュース)

 今も昔も、チームの浮上に欠かせないのが助っ人外国人選手の存在だ。特に2022年シーズンは、新たな助っ人打者の多くが日本の野球への適応に苦しみ、改めて異国の地で活躍する難しさが表れていた。ここでは、成績不振に終わった2022年の新加入助っ人打者5人を紹介する。

 

 

クリス・ギッテンス


出身:アメリカ合衆国
投打:右投右打
身長/体重:193cm/113kg
生年月日:1994年2月4日
経歴:グレイソン大-ヤンキース
 
 シーズン序盤は絶好調だった東北楽天ゴールデンイーグルス。ただ、助っ人打者が活躍できなかったことは、ここ数年と変わらなかった。クリス・ギッテンスも振るわなかった選手の1人である。
 
 ニューヨーク・ヤンキースの傘下マイナーリーグで長らくプレーし、マイナーでは20本塁打以上を記録するシーズンもあったギッテンス。特に2019年からは打撃の安定感も増し、2021年に念願のメジャーデビューを飾った。ただ、同年は打率.111に終わり、シーズンオフに自由契約。長打力が課題となっていたイーグルスが獲得に動いた。
 
 期待をされながら入団したものの、デビュー戦となった4月5日の埼玉西武ライオンズ戦で空振りをした際、左手首を骨折した。7月には2軍戦で実戦復帰したが、またも直後に負傷のアクシデント。長打力は完全に影を潜め、シーズンでは21試合出場・打率.242・本塁打なしに終わった。

 

 
 なお、ギッテンスは2023年もイーグルスに残留することが決定。メジャー通算130本塁打を放ったマイケル・フランコの入団が刺激となり、来年こそ結果を残せるのか注目だ。



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