まさかの育成落ち…巨人、今オフに育成契約となった一軍クラスの5人。支配下登録を外れた選手たち
2022/12/13
産経新聞社
中川皓太
出身:大阪府
投打:左投左打
身長/体重:183cm/86kg
生年月日:1994年2月24日
ドラフト:2015年ドラフト7位
リリーフで大車輪の活躍を見せていた中川皓太も、来シーズンは育成として再出発することとなった。
2015年ドラフト7位で読売ジャイアンツに入団した中川だったが、プロ3年目までは苦しいシーズンを過ごした。だが、2018年途中に阿部慎之助からフォーム改良の提案を受け、腕の位置を下げる投球フォームに変更した。
このフォーム変更が功を奏し、2019年は前年の倍以上となる67試合に登板。開幕から16試合連続無失点など安定したピッチングで16セーブ・21ホールドポイント(4勝17ホールド)、防御率2.37という好成績を残した。新型コロナウイルス感染拡大の影響で短縮シーズンとなった2020年は、37試合で防御率1.00という抜群の数字。
2021年も58試合登板とフル回転したが、今季は腰痛などに悩まされて1軍登板なし。オフには梶谷らとともに育成契約が発表された。来シーズンの巻き返しに向け、順調な回復ぶりを見せている中川。中継ぎに苦しんだチームを来季は救えるだろうか。