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西武・平良海馬の挑戦は成功する? リリーフから先発転向で躍進した投手5人。救援からエース格へ

2022/12/15

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産経新聞社



山口俊


・出身地:大分県
・投打:右投右打
・身長/体重:187㎝/98㎏
・生年月日:1987年7月11日
・経歴:柳ヶ浦高
・ドラフト:2005年高校生ドラフト1巡目
 
 当時最年少で通算100セーブに到達した山口俊。2019年には投手3冠に輝くなど先発投手としても活躍を見せている。
 
 2005年高校生ドラフト1巡目で横浜ベイスターズに入団した。高卒1年目に先発として一軍デビューを飾ると、2008年からリリーフへ配置転換。翌2009年にはクローザーに抜擢されて18セーブをマークし、2011年には自己最多の34セーブを挙げた。
 
 しかし、2013年は精彩を欠くと、翌2014年シーズン途中から先発へ再転向した。その後は本来の投球を取り戻し、同年は8勝を記録。2016年には自身初の2桁11勝、防御率2.86の好成績を残し、同年オフに国内FA権を行使して読売ジャイアンツへ移籍した。
 

 
 移籍初年度こそ振るわなかったが、翌2018年には無安打無得点試合(ノーヒットノーラン)を達成。2019年には26試合(170回)を投げ、15勝4敗、勝率.789、188奪三振、防御率2.91で最多勝、最高勝率、最多奪三振の投手3冠に輝いた。その後はMLB挑戦を経て、2021年シーズン途中に巨人へ出戻りしたが、2022年オフに戦力外通告。来季の去就は未定だが、先発、リリーフともに充分な実績を誇っている。

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