西武・平良海馬の挑戦は成功する? リリーフから先発転向で躍進した投手5人。救援からエース格へ
2022/12/15
産経新聞社
美馬学
・出身地:茨城県
・投打:右投左打
・身長/体重:169㎝/75㎏
・生年月日:1986年9月19日
・経歴:藤代高-中央大-東京ガス
・ドラフト:2010年ドラフト2位
プロ1年目はリリーフで結果を残した美馬学。2年目からは先発に転向し、これまで3度の2桁勝利を記録している。
東京ガスから2010年ドラフト2位で東北楽天ゴールデンイーグルスに入団。即戦力として期待され、ルーキーイヤーから開幕一軍入り。右肘痛でシーズン途中に離脱したが、23試合登板で防御率3.08とまずまずの数字を残した。
翌2012年からは先発へ転向した。同年は8勝10敗と負け越したが、規定投球回をクリアして防御率3.08。2013年はシーズン成績こそ落としたが、ポストシーズンで快投を続け、球団創設初の日本一に大きく貢献した。2017年は開幕投手に抜擢。26試合(171回1/3)を投げ、11勝8敗、防御率3.26をマークした。
2019年オフには国内FA権を行使し、千葉ロッテマリーンズに移籍した。移籍1年目に10勝を挙げると、2022年は規定投球回未満ながら10勝6敗、防御率2.91の成績。ベテランの域に差し掛かっているが、先発ローテーションの一角として活躍を続けている。